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「百茶文」日本書道教育協会

百茶文

写真:平形精一退官記念書展(2011/01/23於/静岡県コンベンション「センターグランシップ」より

平形精一静岡大学教育学部教授と日本書道教育協会が,茶の興隆を願い産業・文化の振興に活かす目的で制作したもので、古今選りすぐりの名筆“茶”百字を現代に再現し甦らせた、史上初のオリジナル書作品です。

「百茶文」の経緯

創造の原点

“茶には「書」がよく合う”と思います。千利休の茶道の秘伝書『南方禄』に、「掛物ほど第一の道具ハなし、客・亭主共ニ茶の湯三昧の一心得道の物也、墨跡を第一とす、」とありますように茶席に「書」は欠かせないツールです。同時にビジネスシーンや生活の空間に書を置くことによって潤いと話題性を醸しだします。。。この中に書による産業・文化の振興を促す心のオアシスを見出しました。

 寄贈から常設展示、そして公的イベントでの活用

平成18年9月、静岡県に寄贈。当時開設間もない「しずおかO-CHAプラザ」に、依頼によりその翌年にも追加制作し、「富士山静岡空港」にも常設展示されました。その後、平成19年のワールドイベント「世界お茶まつり2007」に、翌20年のO-CHA&アートフェスティバル「静岡県新茶初摘み大茶会2008」に特別展示されました。

「百茶文」の評価

「書による産業・文化の創造と振興」の一環として、書作品『百茶文』研究・創造を中心とした社会貢献活動とその成果が評価され、財団法人世界緑茶協会の「O-CHAパイオニア顕彰 文化・芸術大賞」の受賞につながりました。なお、2010年、書作品では希少な知的所有権(「著作物の実名登録」)が文化庁に登録されました。

「百茶文」作品解説

作品名

「百」は”多い・余すところなく”、「文」は”文字”を意味することから「百茶文」と名づけました。

作品内容

漢字の三千五百年の中で尊ばれ育まれた著名な文献・資料(わが国最初の茶専門書『喫茶養生記』(重要文化財・鎌倉の寿福寺蔵)などをもとに王羲之から空海・良寛まで,先人が伝える特徴的な「茶」の文字約600字から100字を選び抜きました。篆・隷・草・行・楷書を書体の発生順かつ年代順に揮毫した、言わば書道史の縮図でもあります。

表装

作品は、画仙紙全紙大に金色の界線に中に揮毫され、二段浮かしの特製額に、茶にちなむ緑色のマットで支えるなど、先人の名筆にふさわしい気品かつ美麗なものです。

「百茶文」作品案内

百茶文

<百茶文>(富士山静岡空港スカイフォレスト)

しずおかO-CHAプラザ(財団法人世界緑茶協会)

静岡市駿河区南町14-1水の森ビル3階
【アクセス】 JR静岡駅南口から徒歩2分。

富士山静岡空港 スカイフォレスト

静岡県牧之原市坂口3336-4
静岡空港2階 情報発信スペース

で現在、常設展示されています。

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