月刊誌「現代書写」日本書道教育協会
月刊誌「現代書写」の特長
書道の教本である月刊誌「現代書写」は、他の競書誌と違う大きな特長があります。
「文部科学省学習指導要領」と「文部科学省後援毛筆・硬筆書写検定」に準拠というのは、他の雑誌にも見られるものですが、東京書籍・光村図書の書写教科書執筆に関わり、字形論や点画・字体論の専門家である書写書道研究者自身が、学びやすい中正な書風で、学年に応じた配当漢字、発達に応じた技能の習得をめざし、計画的に学習課題を設定して執筆・揮毫している例は、まさに他にない特長と言えるでしょう。
「現代書写」による学習には、書塾、カルチャー、自宅、通信、講師派遣などの方法があり、あなたにピッタリの学習方法を選択することが出来ます。
ご相談いただければ、お近くの書道教室をご紹介もいたします。
月刊誌「現代書写」
日本書道教育協会(日書協)が会員に送る月刊誌「現代書写」
● 入会申し込みに関しましては「☆新・入会案内&申込書」のページをご覧ください。
※表紙は富士山をテーマとした写真が月ごとに替ります。四季の移ろいとともに心和む富士秀景が楽しめます。
撮影:勝亦孝峰氏(富士山写真作家・フリーカメラマン/静岡市在住)
「現代書写」の内容
児童・生徒部
毛筆では、各学年に課題のねらい、現行<書写教科書教材との関連>の明示、硬筆では、毛筆の学習を生かせるよう、課題に毛筆課題が入っています。(p2,3,4)
漢字
級……古典(初唐楷書、王羲之行書)に則った整斉な書体を習得――書写検定3級対応
段……古典の特徴を的確に捉える力を養い、各書体の基礎を習得するための臨書
かな
級……基礎的な連綿
段……古筆の和歌のちらし書き
細字
級……季節感を感じながら楷書、行書の基礎を身につける
段……漢字かな交じり文を4行に収める――書写検定3・2・準1・1級対応
条幅
漢字……唐代の楷書(隷書・篆書の時も)、行草書単体、行草書連綿 、を参考に半切作品づくりの習得
かな……平安古筆を生かしたかな半切作品づくりの習得 ※漢字・かな共に書写検定1級対応
〔条幅課題例1〕
〔条幅課題例2〕
臨書条幅・・・2種の書体の古典臨書を掲載。
硬筆
級……名言や名句などを平易・穏健な書風で書く<好きな筆記具を用いて>
段……名言や名句などを変体仮名を交え上品にまとめる<好きな筆記具を用いて>
三体―楷書・行書・草書の基本を無理なくすこしづつ学ぶのに最適。
その他
「書写検定にチャレンジ(実技編・理論編)」(書写検定対策コーナー)
「筆休め」(書道に関する川柳とイラストコーナー)<毎月掲載>
中央展・地方公募展の成績や「書と産業のプロボノ」の話題など、最新ニュースを掲載。
※イラスト:小田和枝