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浜名湖花博 書作品『百花文』を知事に贈呈日本書道教育協会

「花」百文字、装い新たに新『百花文』!

平形精一(号・精逸)静岡大学名誉教授・常葉大学教授(日展会友)と日本書道教育協会は,4月5日浜名湖ガーデンパークで開幕の「浜名湖花博2014」の記念と“花の都しずおか”の興隆を願い,1月28日県庁で川勝平太知事に書作品『百花文』(ひゃっかもん)を寄贈した。

「花」百文字の壮大なスケール

作品は,古今東西の古典,文献・資料を基に漢字の歴史三千五百年を繙き,書聖王羲之や空海などの名蹟から「花」の文字,のべ1300字(中国の殷・周~日本の江戸時代)を集字。この中から百字を撰び,平形教授が臨書揮毫し現代に蘇らせた。

新『百花文』の魅力

「百花文」は今回が第2作目で,平成21年に制作の第1作に次ぐもの。前回と異なり,作品の大きさも博覧性を第一に前回の1.6倍(縦90cm、横130cm)に,文字も「現代性・未来性・デザイン性及び国際性(欧米人に日本の文字に対するカッコよさ・美的憧れが高まっている)を重視し,『花』の字体で統一。装いも“百花爛漫”の博覧会にふさわしく,日本の伝統色「桜色」に金箔散らしの画仙紙と墨痕の鮮やかさが調和,文字の美しさ,書の美が体現できる。本作品は単なる書作品でなく,日本屈指の花生産県,静岡の産業・文化の振興に書のビジュアル性を活かし「書と産業・文化のコラボレーション」・書道版プロボノ(新たな社会貢献)の意義を試みている。

作品は会期中,浜名湖ガーデンパーク会場の「里の家」に展示される。是非この機会に多くの皆様に書の魅力発見,書道への関心を頂きたい。

「浜名湖花博2014」(公式HP
■愛称  「浜名湖花博2014~花と緑の祭典~」
■テーマ 「花と緑のオーケストラ~水辺で奏でる未来の暮らし~」
■会場・開催期間
 浜名湖ガーデンパーク会場(GP会場) 平成26年4月5日(土)~6月15日(日)(72日間)
 浜松フラワーパーク会場(FP会場) 平成26年3月21日(金)~6月15日(日)(87日間)
■主催 浜名湖花博10周年記念事業・第31回全国都市緑化しずおかフェア実行委員会
■お問い合わせ
 浜名湖花博10周年記念事業・第31回全国都市緑化しずおかフェア実行委員会
 〒430-0929浜松市中区中央1丁目12-1(静岡県浜松総合庁舎5階)
 電話番号:053-458-7601ファックス番号:053-458-7634

百花文について

・「はな」の漢字=「はな」を意味する漢字は,「華」「花」「葩」の三つある。現在,「華」は華やか,「花」は草木のはな,「葩」は花びらに使い分けられている。
・「文字の並び」=書体の発生順及び書人の年代順を基本に構成。書体の発生順は,一般に「楷書→行書→草書」と理解されているが,歴史的には「甲骨文→篆書→隷書→草書→行書→楷書」である。
・歴史的文献・資料を基に「文字百字」を揮毫した書作品は『百茶文』を含め,これが史上初である。
・書作品「百花文」には,平成21年に制作・県に寄贈した第1作がある。この作品は書の歴史に
特化したので,六朝時代に「花」の文字が造られる以前は「華」の字体を揮毫してある。
・その他,作品の縦・横比率は「黄金分割」。祝允明・鄧石如・良寛など個性的な文字を線で結ぶと、日本的な “美の法則”の一つ,「不等辺三角形」を構成するなど,芸術効果を醸し出している。

2014年01月30日 category : イベント情報, お知らせ, 情報, 情報一覧 
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